葬儀の意味は喪失したか?


a0002_000581_m変遷し続ける葬式

 時代ととも葬式は変化してきた。太平洋戦争後すぐくらいまでは「野辺おくり」というかたちで死者を弔ってきた。僧侶にお経に読んでもらった後、村中の人が列をなして棺を村はずれの墓地まで運び、土葬するというかたちだった。

 戦後、火葬が普及しはじめると、墓地まで棺を移動させる必要がなくなった。これによって「野辺おくり」は少なくなっていき、葬式は自宅やその近辺で行われるようになる。この頃はまだ隣組や近所という地域社会の協力の中で行われていた。

 高度成長期に入ると、近所付き合いが希薄化していった。これは人々の生活ベースが第一次産業から第二次産業、第三次産業へとシフトしていったためだ。生産拠点が家の周りの土地(田畑)から工場や会社へ移れば、顔を合わせる機会が減り、それだけ関係性も希薄になってくる(皆がそれぞれ違う工場や会社へ行くのだ。アルビン・トフラーの「第三の波」を読むべし)。葬式は徐々に近所という地域社会の協力の中で行われるものではなくなり、葬儀社が仕切るようになってきた。

 核家族化が進む中で、住宅は小規模化していき、葬式は会館で行われるようになり、葬儀社が仕切る割合が大きくなってきた。

 現在の葬式は宗教色も薄れ、自由な形式で行われることも多い。葬式の本来の意味とは「祈り」であり、「別れ」であり、「哀しみの癒し」であり、「遺体の適切な埋葬」である。それぞれの意味は生きているのか。

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